大規模修繕工事

建物の劣化は時間とともに進行していきます。建物の維持保全のためには劣化部分の修繕が必要です。
コストとの兼ね合いもありますので12年周期程度に大規模修繕工事を実施し、建物の維持保全、美観回復を図ることが重要です。大規模修繕工事の流れの概略は、下図の通りです。

大規模修繕工事の流れ

大規模修繕工事は、自ら行う場合を除いて、工事を請け負う業者に発注して行うことになります。そして、その建物に合ったより良い工事を適正な価格で行うためには、建物の劣化状況を把握して修繕範囲や修繕方法を決定し、その内容に基づいた見積合わせによる発注先工事業者の選定が必要です。

また、工事期間中には、その決定した修繕範囲や修繕方法と現場との確認が必要です。ただし、これらを行うには経験や専門的な知識が必要となりまた多大な時間も必要ですので、大規模修繕工事に精通した設計事務所等にご依頼されることが望ましいです。下記に代表的な設計事務所の役割を示します。

  • 地域によりサービス内容が異なります。悪しからずご了承下さい。

管理組合様が工事の仕様決定、工事業者の選定など工事発注に必要である業務をなされ、工事業者に工事を発注される場合を「責任施工方式」、設計事務所に工事発注に必要である業務のサポート(主体は管理組合様です)をご依頼される場合を「設計監理方式」と呼んでいます。

他には、工事部門を有する管理会社が管理業務受託者兼請負者となるケースがありますが、弊社では管理組合様から管理業務を委託されていることから、管理組合様と利害が相反する契約の当事者たる請負者となることは適切でないと考えています。

  • 地域によりサービス内容が異なります。悪しからずご了承下さい。
責任施工方式 設計管理方式
メリット
  • 設計監理の費用が不要
  • 専門的な知識でサポートし、管理組合の負担軽減
  • ひとつの仕様による見積のため、金額比較が容易
デメリット
  • 管理組合の負担が多大
  • 工事会社ごとの仕様見積だと金額比較が困難
  • 設計監理の費用が要る

経験豊富なフロント担当が、管理組合様の事業のひとつである大規模修繕工事の成功のためしっかりサポートをいたします。また検討すべき時期になりましたら理事会に提案いたします。

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